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自分で考え選択し、自分の行動に意味を持たせる必要性

10代後半頃、私は目標を達成する為のトレーニングと大会転戦の計画を上手に組めずにいました。

何故かと言うと、私のプライベートコーチが思い描く計画と私の思い描く計画に違いがあり、そこで私が自分の考えを主張し切れなかったからです。トレーニングの話が分かりやすいので、ここからは少しトレーニングの話をしましょう。私はそのコーチにお世話になるまでオフトレーニング施設(トランポリン、ウォータージャンプ、バグジャンプ)を利用した事がありませんでした。オフトレーニング施設は怪我のリスクを抑え、さらに効率的に新しい技を練習する事が出来る施設です。私の住む地域にはその様な施設はありませんでしたが、雪が豊富に降る地域だった為、バックカントリーにジャンプ台を作りそこで新しい技を練習していました。オフトレーニング施設より怪我をする可能性は高いですし効率は悪いですが、着地が柔らかく最も実践に近い練習が出来るので私はかなり気に入っていましたし、そこで覚えた技はパークでも自信を持って挑戦する事が出来ました。私はオフトレーニング施設で覚えた技をバックカントリーでも練習し、それからパークで挑戦すると言う流れを作りたかったのですが、コーチは「オフトレーニング施設で出来るならパークでも出来るだろう、大会でもそのまま使える!」っといつも言っていました。確かに小さい頃からオフトレーニング施設を利用している選手はそうでしたが、私は違いました。それはオフトレーニング施設と雪上の感覚をリンクさせるのがまだ上手くなかったからです。私は自分の考えを押し切る事が出来ず、オフトレーニング施設で覚えた技を自信が持てないままパークで練習する事となり、技の習得に長い時間を必要としてしまいました。その後しばらくしてからコーチの元を離れ、自分でトレーニングプランを組む様にしました。「自分にはこんなトレーニング方法が合っている、こんな流れを作れば上達が早い、こう言った目的でこのトレーニングをする」っと言う様に自分が信じられる方法を選択する様にしたのです。するとどうでしょう、上達は早くなりスムーズに新しい技をモノにする事が出来ましたし、そのお陰で自信も持てました。この時に、自分の考えを押し切れなかった頃の自分に腹が立ち、後悔もしました。

これを経て私が感じた事は、自分を最も理解する自分の考えを大切にすべきだと言う事です。自分が100%信じられる方法を選択したなら100%の効果が得られるかもしれませんが、自分が信じられない方法を選択したなら100%の効果は望めないからです。自分で考え、選択し、行動する事は難しい部分もあるかも知れませんが、きっとそれをする時、自分はワクワクしているはずです!